2012年12月19日水曜日

トランスフォーマープライム AM-27 精鋭部隊隊長 ウルトラマグナス。

本日のご紹介は、トランスフォーマープライム AM-27 精鋭部隊 隊長 ウルトラマグナスです。


海外版のRobots In Disguise Powerizer版と比較すると、成型色が若干チープな感じが
しないでもないですが、G1ウルトラマグナスの色に近い水色でこれはこれでいいと思います。
今回、シールは海外版で塗装されていなかった部分までカバーしているので
悪くない感じだと思います。





まずはパッケージから。




役職は精鋭部隊隊長ということで、レッカーズの隊長さんだそうです。
また、海外版とは塗装パターンが変わったので、CGイラストも少し塗装が違っています。



中身。今回もシールにはオマケが含まれており、トンカチのマークが3つ。
これはレッカーズのインシグニアの一部を切り出したもののようです。


続いて、ウルトラマグナス本体のシール無し。





直線で構成されたデザインで無骨で格好良いのですが、
成型色の明るい水色でモールドが目立たず、シールがないと水色以外にルーフの赤と
フロントのシルバーくらいしかないのが安っぽく見える原因かな、と。

大きさの割りにはディティールがあまり細かくないのも一因ではあると思います。





ロボットモード。
塗装は胴体と頭部のみ。
造形は非常に格好良いのですが、やはりモールドが目立たないのと水色が多すぎて
こちらも少し安っぽい印象になってしまっています。


続いてアームズマイクロン ウルマのシール無しです。




ウルマ ロボットモード。
後ろから見るとちょっとスカスカですが、これはウェポン時を考えれば仕方のないところ。
これをスカスカしないようにすると、重くなってしまいますし。






ウルマ ウェポンモード。
造形としては、海外版RIDよりもサイバーバースのハンマーのデザインに忠実になっています。
柄だけでももう少し長ければ、と思わなくもないですがアームズマイクロンとして
考えると限界の長さですね。


シール無しでアームズアップするとこんな感じになります。

続いて、ウルマのシール有りです。





シールはメタリックレッドとシルバーで統一。
前から見ても横から見てもシールがあるので、結構鮮やかになりました。
後ろは、まぁ仕方ないということでw

ウルマの顔はどことなく、G1ウルトラマグナスっぽい気がしないでもないです。





ウェポンモード。
こちらも、前、横、打撃面とシールがあってなかなかいい感じになっています。
打撃面のシールは少し面積が小さいので後々剥がれそうな気も。
ただやはり、シールを貼ると情報量も増えて造形の良さが引き立ちますね。


続いて、ウルトラマグナス本体をシール有りで。






シールは、サイドのラインとフロントの長方形のメタリックレッドの部分。
フードのような吸気口のようになっている部分で、海外版ではシルバーで塗装されていた
部分になります。
サイドのラインも海外版とは異なり、海外版は前半分は赤いライン、後ろ半分は
塗装が省略されていました。

シールが入ることで、情報量も上って、色のメリハリもついて安っぽさは薄らぎました。


サイドのシールは、段差が多いのでちょっと厄介です。
なお、シールのラインを分断しているジョイントは、海外版からある造形ですので
今回は造形での海外との差はありません。


海外版で武装をマウントするジョイントも普通に使用可能です。
5mm軸なので、アームズマイクロンも接続できます。


続いてトランスフォーム。


ルーフを少し持ち上げて、フロント部分を左右に割ります。


 ビークル後ろ半分を伸ばして、爪先を出したら立たせます。
後ろ半分のガワを90度曲げて折り畳み、脚部完成。


 フロントグリルを持ち上げて、ルーフを下げます。
肩を左右に広げ、手首を出します。


腕のパネルを畳み、肩のフロント部分を90度曲げて前に向けたら変形完了。






ウルトラマグナス、シール有りのロボットモード。
ロボットモードだけで見えているシールは、脛の部分のみ。
ビークル時のシールは目立たない所に移動してしまっているので、
ロボットモードではあまりシール有無で印象が変わりませんね。
その分、やはり造形はいいのに損をしている気がします。


可動とか。



首の可動はだいたいこんな感じです。
横は360度回りますが、襟が干渉するので少し顎を上げる必要があります。



肩はボールジョイント。
干渉するものもないので上下は360度回りますが、
左右の開閉は写真ぐらいが精一杯。また、前後のスイング方向は前に30度くらい開きます。


肘は90度弱。



手首はボールジョイントですが、あまり可動はしません。ほぼ回転用です。


腰は背中のルーフを少し持ち上げれば360度回転可能。


膝は90度弱。
股関節は前に90度。後ろはルーフが干渉するので、45度程度。
横は80度ぐらいずつ開脚可能です。


足首は変形の都合で爪先が動きますが、固定と考えていいと思います。


と、それなりに癖はあるものの、可動範囲は標準的。
女の子座りも樣になりますw




シール有りでアームズアップすると、こんな感じです。
ハンマーとしては悪くないんですが、マグナスハンマーと考えるとやはり
柄を長くしたいところですね。
5mmのプラ棒を買ってきて継ぎ足すのもいいかも知れません。


と、そんなわけでトランスフォーマープライム AM-27 ウルトラマグナスのレビューでした。
個人的には、造形は格好良いもののなんだか色で損をしていると感じるアイテムでした。
ですので、写真撮影後にちょいちょいと塗装しているのですが、ビークル外装が
あんまり納得が行くような感じにはならず、やり直そうと思っています。
ですが、ロボット胴体は色を足すと元のディティールも際だって結構見違えます。
お腹に設定通りシルバーを足すだけでだいぶ違うので塗装してみるのもオススメです。

それではまた。