2012年12月10日月曜日

トランスフォーマープライム BBTS限定ダークエネルゴンシリーズ デラックスクラス 4種。

本日のご紹介は、BigBadToyStore限定ダークエネルゴンシリーズのデラックスクラス、バンブルビーとホイルジャック、スタースクリーム、ノックアウトの4種類です。



左からバンブルビー、ホイルジャック、スタースクリーム、ノックアウト。
全て既存の商品のリカラーですが、リカラーにも元ネタがあり、
バンブルビーはゴールドバグのカラー、
ホイルジャックはスライサーのカラー、
スタースクリームはスカイワープのカラー、
ノックアウトはワスピネーター?のカラーとなっています。
ノックアウトだけはリカラーのネタと本人が特に関係ないので、
ワスピネーターで合ってるかどうかよく分かりませんが、
他は元々本人のリカラーやリデコで出ていたアイテムが元ネタになっています。



とりあえず、全体で。


デラックス4種にDVDが1枚付属します。
ダークエネルゴンシリーズと、シリーズ名がついているだけあって、
台紙なども専用のものに。


付属のDVD。
DVDなのでリージョンが異なるため、再生できません。たぶん。試してませんが。

収録話は "LOOSE CANNONS" ですが、表にはEPISODE 209、裏にはEPISODE 206と
記載されています。再生して中身を確かめていないので憶測ですが、表は誤記で
EPISODE 206 "LOOSE CANNONS" が収録されているのだと思います。

続いて各アイテムをざっくりとご紹介。

まずはシリーズ: 001のバンブルビーから。






台紙はプライムの通常のものと形は同じながら黒と青を基調としたものに。
底面には、ダークエネルゴンシリーズの他のデラックスのアイテムが載っています。
新たに設定も作られていて、バンブルビーさんはエリートダークエネルゴンディフェンダーズになったんですかね。部隊名長いです。


説明書もちゃんとダークエネルゴンシリーズの写真になっています。







バンブルビーさん、ビークルモード。
成型色がラメ入りのクリアゴールドになっています。
既存アイテムとは逆に、ルーフではなく窓が塗装に。
ヘッドライトは窓と同じく塗装されたクリアゴールド。うっすらと透けます。
ドアの下の部分だけは腕の成型色の関係でクリアパーツではなく、青になっています。
また、実写以来お約束になっていたストライプがなくなりました。

ビークル時にオートボットインシグニアが見えていませんが、
フロントグリル下にうっすらとロボット時のインシグニアが透けて見えています。


スナップオンブラスターズ! と書いてあるので、とりあえず武器をスナップオンしてみました。
TFなので武器で前が見えないとかそういうことは関係ありませんw





バンブルビーさん、ロボットモード。
見事にゴールドバグですね。ついでに顔もゴールドバグっぽくして欲しいところですが
さすがに無理だったようです。
気になるのが、首の浮きっぷりが再発してること。
金型の問題なのか、組み立て時の問題なのか分かりませんが、
国内版やシャドウストライクバンブルビーでは改善されていただけにちょっと残念です。


顔は青の成型色にシルバー塗装。
クリアパーツはヘッドライトと同じく水色に塗装されているので
集光はあんまり機能しませんが、光りを透すと元のクリアゴールドと色が混ざって
緑色っぽくなります。

胸には金で縁取りされたオートボットインシグニア。


肩の塗装が、ビークル時に色が透けないように考慮された塗装になっています。
その分、ちょっとロボット時の見た目が犠牲になっていますが、前から見る分には
気にならないかな、と。

また、今回は膝にも塗装がされています。
膝が塗装されているのはこの型では、シャドウストライクバンブルビーだけでしたが、
ここが塗られていると脚が格好良くなるので嬉しいですね。

お腹の塗装が無いのでちょっとディティール感に欠けますが、その分胸の中央部の
成型色が青に変更されているので、メリハリはあるかと。






ブラスターを両腕に装備して一周。
今回は腕の色と武器の色が近いのであまり目立ちませんね。



ウチの個体は、両肩の付け根が開封時から微妙にヒビが。
クリアパーツでしかもラメ入リということもありますし、変形時に力がかかる部分なので
そのうち砕けそうでちょっと怖いです。


さて、続いてシリーズ: 002のホイルジャックさんです。






まずはパッケージ。
ホイルジャックさんは、元々格好良いデザインでしたが青になると
またイメージが違って格好良いですね。
スライサーのカラーではありますが、これはお気に入りになりました。



説明書もちゃんとダークエネルゴンシリーズの写真に。






ホイルジャックさん、ビークルモード。
バンブルビーとは違い、クリアパーツにラメは入っていません。
個人的にはラメ入りよりもないほうが嬉しいですね。強度的にも、透け感的にも。
その代わりルーフの一部が青い塗装になっていますが、この塗装はラメ入りです。

また、ホイルジャックのオートボットインシグニアは、バンブルビーのソレよりも
周りの金色が赤みがかっています。まだ発売前なので手元で比較できませんが、
オプティマスのインシグニアもホイルジャックの色に近い気がするので、
バンブルビーだけ色が違うとも言えます。


ダブルバトルソード! とパッケージに書いてあるとおり、剣が2本付属し、通常版同様に
裏側に収納したり、フロントにマウントできます。
剣の金色はインシグニアに合わせているのか、赤みがかった色になっています。


明らかに殺りにきてますね。
ホイルジャックとRIDのラチェットは轢き殺すというより刺し殺すビークルモードなのが
何かと物騒なオートボットらしさとも言えるのではないかとw





ホイルジャックさん、ロボットモード。
青、赤、赤銅色っぽい金色と、3色が実に効果的に配置されていて格好良いです。
腕の可動はちょっと癖がありますが、基本的には優秀な可動なのも
ホイルジャックの良いところですね。


顔も色分けのおかげで通常版よりメリハリ効いていて良いですね。
オートボットにしては珍しく、目が赤になっていて、集光機能は良好です。


胸が青一色になってしまったので、ちょっと寂しいですね。





武器ありで、ぐるっと。
刀、前腕、顔と同じ色なので統一感があって良いです。



さて続いてシリーズ: 003のスタースクリームです。






パッケージ。
スタスクさんはダークエネルゴンのパワーが大好きだそうです。
そうでしたか。その割りにはすぐに自分の胸から抜いてた気がしますが、
きっとあの後気が変わったんですね。


説明書もダークエネルゴンバージョン。






クリアブラックと紫という、見事なまでのスカイワープカラーですが
スカイワープではなくスタースクリームさんです。
ややこしいですねw
配色は日本国内限定のスカイワープとは似ているようで結構違います。
胴体と主翼の紫のラインが繋がるように塗装されているのがなかなかお洒落だと思います。






スタスクさん、ロボットモード。
スカイワープにしては、胴体にシルバーが足りないなぁ感じで、国内版との差別化も
図られていますね。


にやり顔。この型にしては珍しく角が塗られています。
塗装の分、軟質素材の軟らかさも減って、曲がり難くていいですね。
他にはエンターテイメントパックのスタースクリームの角が塗られています。


胴体と脚は国内版スカイワープと大きく配色が違いますが、腕はほぼ同じ配色です。



最後に、ノックアウトさんです。






とっても鮮やかで毒々しい色合いのノックアウトさん。
とても医者とは思えませんねw 怪しい化学薬品をブチ込まれそうです。


説明書はダークエネルゴンバージョン。







眩しいほどのクリアグリーンとクリアパープルです。
クリア成型ではない部分も蛍光グリーンとパープルに塗られています。
後ろから見ると本当に見事なクリアグリーンですが、これには理由がありますので後述。

ボンネットのインシグニア以外にサイドのドア部分にもディセプティコンインシグニアを
使った模様が描かれていて、格好良いですね。


付属のバトルスピア。
今回も三叉の中央部分の色は省略されてしまいました。




ノックアウトさん、ロボットモード。
非常に格好良いです。今回の一番のお気に入り。
ちなみに、国内版スモークスクリーンでは修正されていた説明書の変形ですが、
今回も間違って?ます。
パッケージは写真と同じになっていますが、説明書では胸の左右パーツを下げて
腕がひょろ長くなった変形のままでした。


頭部は全塗装。
ほんとに全部塗られているので元の色は見えませんが、おそらくランナー的に
クリアグリーンだったのでは。ネジを取らないと分からなそうです。
目はクリアパープルで、集光はそれなりです。



ヘッドライトはクリアパープルですが、ボディもクリアグリーンなので
ヘッドライトの中のモールドはちょっと見え難いですね。

海外RID版ではちょっとのっぺりとして寂しく、国内AM版ではAMジョイントが
寂しくないけど邪魔な感じもしてたノックアウトさんですが、
今回は黒塗装で周りのクリアグリーンとの対比も良く、X印付きの
ディセプティコンインシグニアが大きめに描かれているので、情報量的にも満足です。


肩のアーマーっぽいパーツが、肩そのものと色分けされているのも好ポイント。
ドアのインシグニアをあしらった模様は斜めに描かれているので
ロボット、ビークルともに不自然な感じがありません。


感心したのが、ここ。
脚の裏側がシルバーに塗られています。
ここが成型色のままだと、濃い紫になるのでクリアグリーンの下からかなり透けて
見えていたはずですが、シルバー塗装されたことによってビークル時のリアから
見たときにとても綺麗なクリアグリーンを楽しめるようになっています。




バトルスピアをスナップオン! したところ。
パッケージ通り紫塗装があれば良かったんですが、RIDに引き続き今回も塗装が
省略されてしまったので、黒い棒です。
ちなみにパッケージ裏にも記載されていますが、分離してツインバトルスパイクに
なります。




そんなわけで、トランスフォーマープライム BBTS限定ダークエネルゴンシリーズ、
デラックスクラスの4種のレビューでした。
BBTS限定と銘打ちながらも、普通に海外のトイザらスで売っていたり、
他のオンラインショップでも取り扱っていたりしているようですので、
今なら入手難度もそれほど高くないかも知れません。
ヤフオクでも(少々お高いですが)見かけましたし。

バンブルビーは首が浮くのが再発していたり、ラメ入りだったりと
個人的には満足とまではいきませんが、他の3人については大満足です。
ただのリカラーではありますが、リカラー自体に元ネタもあり、綺麗で格好良く
仕上がっていますので、機会があれば手に取ってみるのも悪くないと思います。

それではまた。