2012年12月28日金曜日

トランスフォーマー Generations Fall of Cybertron Starscream。

本日のご紹介は、トランスフォーマーの海外版GENERATIONS Fall of Cybertronシリーズから、スタースクリーム(Starscream)です。


War for Cybertron(以下WfC)の頃から待ちに待ったスタースクリームです。
造形、可動ともに良く、最近のコスト削減の影響が(同時発売ではコレだけ)
あまり見られないことから、WfCの頃に設計されたものではないか、という噂もある
くらいに、素晴しい出来になっています。




まずはパッケージから。



表にはロボットモードとジェットモードのイラスト、
裏には両方の写真が載っています。腕が少しヒョロっとしていますが、
両モードで再現度が高いことが分かります。






サイバトロニアンジェットファイターモード。
三角形のボディに前進翼が格好良いです。
裏から見ると結構分かりやすい構造をしています。






 付属の武器はスピニングアサルトキャノン。砲身が回転します。



左右が合体する構造になっており、合わせるとギアが噛み合って連動して回転するように
なります。軸は5mm軸になっているため、アームズマイクロンシリーズなどにも
流用が可能です。




銃口もしっかり作られているので見栄えがいいです。
説明書に記載はありませんが、ジェット時の尾翼を外すと合体させた武器に丁度嵌まる
2つ並んだ軸受けが出てきます。





そのため、ジェット上部に武器をマウントすることも可能です。



取り外した尾翼は、武器の上に差し込むことが可能です。
が、尾翼をつけるとあんまり格好良くありませんw

ちょっと似ている人と比較。





モチーフがサイバトロニアンジェットと共通していることもあって、
尾翼とか三角形のボディは似ています。
細部は全然違いますがw


先日ご紹介した大きい人とはこのくらいのサイズ差があります。


それでは、スタースクリーム、トランスフォーム!


機首を畳みます。大事なコダワリポイントですねw


脚部のジョイントを外し、腰部分ごと前に持ってきます。
爪先を出したら立たせて。ジェット後部に収納されていた腕を肩から横に引き出します。


腕を伸ばして180度回転し向きを整えます。


 ジェット中央部を畳み、背中で合わせたら、頭部を前に向けて肩を畳み、変形完了です。




ちなみに、変形を上手くいろいろすると、お約束な形態も可能ですw






スタースクリーム、ロボットモード。
腕と肩はヒョロいですが、とてもイケメン。
顔や各部の構成もG1を連想する優れたデザインだと思います。
目がオレンジなおかげで集光機能は良好に発動します。




スピニングアサルトキャノンは、2つに分ければナル光線っぽく装備可能。
やはり、ジェットロンは両腕に武器を装備させたいというのを良く分かってくれていますねw


2つ合わせたときは、指が軸の間に挟まるようにして持ちます。
軸の間は結構狭いので、合体状態で持てる人はそんなにいないと思います。


実質、スタースクリーム専用の武器っぽくならざるを得ないというか。
連動回転が面白いので他の人もいい感じに持てたら良かったのですが。


ちっちゃい方の似てる人と。 変形が全然違うこともあって、ロボット時では共通点は少なくなりますね。


 サイズ差は大人と子供な感じがして、絡めやすいですw


可動とか。


首は横ロールのみ。 360度回転します。


肩は2軸。
左右は写真のとおり90度弱まで。
前後は主翼に干渉するまで。240度くらいです。


変形の都合で肩の前後スイングが気持ちていどですが、できます。


肘は2軸で180度曲がります。上腕に360度の横ロールあり。


手首も軸で、横ロールのみ。
360度回りそうですが、前腕の一部が干渉するので、270度までです。


股関節は2軸構造で、左右も上下も胴体に干渉するまで目一杯動きます。
左右は、真横には肩が干渉する220度程度。肩を避けて少し前に出すと、
300度の開脚が可能です。
閉じる方向にも、30度ぐらいずつ可能。日曜日のお父さんのようなポーズも楽勝です。


前後の開脚は、後ろが90度強。前が150度くらいと、併せて240度開脚できます。


膝は1軸で90度強。
ここまで異常な可動の広さを誇ってきただけに、なんとなく残念ですが
このサイズの膝単体なら90度で十分ですし、股関節でいくらでもカバーできます。

個体によっては、膝が異常に固いものがあるようです。
ウチのは固い感じはせずむしろ丁度良いくらいの固さでしたが、
モノによっては曲げるときに注意したほうがいいかも知れません。


爪先は1軸で前に45度ほど曲がります。
後ろ方向は収納されてしまうのであまり意味がありません。


足首に左右の軸可動。45度弱ですが、あるとないとでは大違いでとても役に立ちます。


と。全体的に異常なほどの可動を誇っている上に、
お気づきかも知れませんが、このサイズ(デラックスサイズ)で一切の
ボールジョイントを使用していません。
ボールジョイントを使用すれば、パーツ数的にも製造工程的にもコスト削減できますが
このあたりが、このスタースクリームの豪華な点です。

可動が良いので、色んなポーズを付けて遊びたくなりますね。





そんなわけで、トランスフォーマー 海外版GENERATIONS Fall of Cybertron スタースクリームのレビューでした。

今回のFall of Cybertronのシリーズ(国内ではTFジェネレーションズ)の中でも
一際可動が良く、豪華な関節設計となっていてお得感もあります。
スタースクリーム好きにもそうでない方にもオススメできるアイテムに
なっていますので、お一ついかがでしょうか。

2月に国内でもTG-09 スタースクリームとして発売予定で、
今回のモノをメタリック成型にし、塗装を豪華にしたバージョンとなります。
(武器もついてきます。)
塗装の追加は、膝と背中というか肩というかな部分の左右の突起ぐらいですが、
成型色の色合いの違いでイメージは少し異なります。
購入の参考になれば幸いです。

それではまた。