2013年1月10日木曜日

トランスフォーマープライム RID スカイクエイク。

本日のご紹介は、トランスフォーマープライムの海外版Robots In Disguise Powerizerのスカイクエイク(Skyquake)です。


日本でもAM-22ドレッドウィングとして仕様変更されて発売された、Robots In Disguise Powerizer版ドレッドウィングを一部リデコしたアイテムになります。
一時はキャンセルされたといった話もありましたが、無事発売されました。
一応、このスカイクエイクとウルトラマグナス、サンダートロンのアソートが
ビーストハンターズ前のプライムの最終発売になります。

というか、ビーストハンターズもデラックスwave 1が発売され始めていますね。
ウチにも2日前に海外から発送の連絡が来ていました。




まずはパッケージから。




ちなみにこちらはアメリカで発売されたもの。
同アソートになっているサンダートロンが底面に紹介されていますね。

では、さっそくファイタージェットモードから。






本体の造形はRID/AMドレッドウィングと違いはありません。
成型色と塗装箇所に違いがあります。

その成型色と塗装ですが、色が劇中からだいぶ変わってしまっているのが残念なところ。



付属の武器を装備したところ。
パッケージでは翼下に剣を装備していました。



箱裏の説明によれば、プレスアンドホールドするとパルスキャノンが
シャッターウェーブブラスターに変わるそうなので、
どうやら伸ばした状態は名前が違うみたいですね。

指で抑えるのが本来のやりかたですが、今回は輪ゴムで抑えています。
今回のパワーライザーギミックは光が結構分かりやすいです。



剣はRIDドレッドウィング付属のものと同じ造形です。
パルスキャノンも、銃身以外の造形は同じ。



後ろの緑の部分を押して伸ばすとシャッターウェーブブラスターに。
伸ばす過程でスイッチが入り、LEDが点灯します。


それでは、スカイクエイク、トランスフォーム!


まず水平尾翼のジョイントを外し、90度回転します。


ジェット下半分をガバっと前へ。
爪先を出して腰から90度回転、左右を合わせたら脚部完成です。


ジェット下部に残った腕を、肩関節基部からグルっと回して前に出します。


腕と手首を回転して前に向けると、どこかで見たような形態に。


主翼のフラップを畳み、主翼全体を持ち上げてヒンジを使って後方に下げます。


垂直尾翼とエンジンノズル部分を上に持ち上げ、ヒンジを使って前に。
コクピット横のパーツを左右に広げます。


さらにコクピット横から下部のパーツを左右に広げ、銀色のパーツを前に伸ばします。
機首を畳み、機首裏からコクピット後方に伸びるクリアパーツを下げます。


背中を腰と合わせ、胸を畳み腰とジョイントします。


首を上に出して前に伸ばし、胸と固定したら変形完了です。

スカイクエイク、ロボットモード。





やっぱり色がちょっと残念ですね。
ちなみに、各部の軟質パーツはRID版ドレッドウィングと同じく
とてもフニャフニャな素材で出来ています。
垂直尾翼あたりは、垂直尾翼そのものの重さだけで曲がりそうなくらい
フニャフニャですね。

顔はドレッドウィングと違い、角の先端がキチンと色分けされています。
目は塗装済みで集光機能なし。



付属武器を装備。
剣はプライム劇中でドレッドウィングは使っているものの、
スカイクエイクが持っている描写はありません。
AM版ドレッドウィングにあげちゃおうかと思っていますw



パルスキャノンを手持ちにしてみたところ。
正直、パルスキャノンは上のでっぱりというか、スイッチというか、電池ボックスが
大きすぎてあまり格好良くはないです。



伸ばしてシャッターウェーブブラスターに。
やはりこの状態のほうが落ち着きますね。

パワーライザーギミックは、ウルトラマグナスとサンダートロン以外、固定する方法が
ないのが残念なギミックでした。
バルクヘッドは、伸ばすときにレッキングボールが回転して小気味良いので
固定がなくても良かったんですが、他の武器には固定が欲しかったところですね。



シャッターウェーブブラスターを手持ちで。
手持ちにすると前腕と干渉してしまい、最後まで伸ばすのが大変です。



プライム劇中っぽく逆手持ちにしてみました。
結構ギリギリでなんとか保持している状態なので、少しでも触ると取れますw
手の構造的にほとんど持てていないのと、前腕に干渉するので銃身がきちんと
伸ばせないので、あまり武器は劇中再現にこだわりすぎないほうが良さそうです。


ウェポンアクティベイトエナジョングロウ!
ということで、毎回箱に書いてありますがRID版はパワーライザーのLEDの光で
エネルゴンの輝きを表現しています。
腕に装着してスイッチを倒せば、腕の中から銃身に光が移っていくような感じに。
背中に装着してスイッチを倒せば、胸が光るようになっています。

今回、というかこのドレッドウィング型は胸の光はあんまり目立ちません。
意地でも背中から胸に光を通させる構造と変形はすごいんですがw



ということで、ギミックの恩恵で当然のように武器を背中にマウントできます。


つづいて比較。
左が国内版AM-22 ドレッドウィング。
右が海外版RID ドレッドウィング。
中央が今回の海外版RID スカイクエイクです。







AMドレッドウィングとRIDドレッドウィングの違いはコチラを見て頂くとして、
コクピット回りの塗装パターンが変わっています。
ここの塗装の違いは劇中の違いをしっかり再現していますね。
AM版は置いておいてw RID版ドレッドウィングとの塗装の違いはそこだけです。


続いて付属武器の比較。
左がAMドレッドウィング。
中央がRIDスカイクエイク。
右がRIDドレッドウィングです。



AM版は置いておいてw 付属の剣は、成型色がわずかに違います。
と言っても並べてもほとんど分からない程度。
スカイクエイクのほうが少し色が薄いです。


銃は、銃身部分だけが新規造形になっていて、残りの部分は全く同じ造形です。

ちなみに、スカイクエイクは伸ばす前がパルスキャノン、
伸ばした後がシャッターウェーブブラスターですが、
ドレッドウィングは伸ばす前がブラスターキャノン、
伸ばした後がマグネターパルスキャノンとなっており、非常にややこしいですw

ロボットモードでも比較。






こうして見ると、AM版は軟質素材がフニャフニャじゃないこと以外はあんまり利点が...
お値段が安いことが最大の利点とも言えますが。

RIDドレッドウィングは劇中に近い配色なのに対し、RIDスカイクエイクは
劇中に似てない配色なのが本当に残念ですね。

ここはタカラトミーさんに、劇中そっくりなカラーリングのAMスカイクエイクを、
AMドレッドウィングと同じくフニャフニャじゃない軟質素材で出して欲しいところです。
が、もう出番もないことですし出荷も絞られてきているみたいですし難しそうですね。

ということで、リペイント用にAMドレッドウィングの予備を確保済みだったりしますw
スカイクエイクの劇中カラーは調色が難しそうなので、慎重に塗る予定です。


ロボットモードでは、RIDドレッドウィングとの塗装の違いは
頭部とコクピット周り。
このあたり、スカイクエイクは少しクオリティが高く感じられます。


続いて、EZコレクション版スカイクエイクと。

海外のサイバーバース版も持っていましたが、
違いがほぼないので、友人の息子さんに譲渡済みということでもう手元にありません。
一応EZコレクション版とサイバーバース版の比較はこの辺に。







色、バランス共に、EZコレクション版のほうが劇中に近いという
ちょっと残念な結果です。頭部の造形も負けていますね。
変形パターンは甲乙つけがたいですが、背中の処理はさすがにRID版のほうが勝っています。


付属の武器は完全に造形で負けていますねw

本体、武器ともに、RID版の出来が悪いということではなく(成型色はちょっとアレですが)
EZコレクション/サイバーバース版の出来が良すぎるので、仕方ないところではあります。


おまけ。
いろんな変形途中。
(あくまで変形途中です。)




おまけ2。
スカイクエイクの説明書はドレッドウィングが使われています。
量産効果が出ない部分なので、コスト削減とも思えず謎。
本当にキャンセル予定だったけどやっぱ出すことにしたから、急遽用意する必要があった
とか、そんな感じなんでしょうかね?
それともただ単に面倒だったからですかねw




そんなわけで、トランスフォーマープライム 海外版Robots In Disguise Powerizer スカイクエイクのレビューでした。
個人的にはアソート単位で予約していたため、発売してくれて本当に有り難いですね。
でないと一緒のアソートのウルトラマグナスとサンダートロンを別で調達しないと
いけないところでしたw

スカイクエイクそのものの出来は、概ね予想通り。
成型色は残念で、銃は銃身以外あんまり似ていません。
軟質素材のフニャフニャっぷりも変わらず、とあんまり良いところはありませんが、
国内でAM版が発売されるかどうか分からないアイテムですので、抑えておくのも
いいんじゃないでしょうか。

それではまた。